密閉木箱

メリット

  • 重量が数10kgから60ton以下、箱サイズが1500x500x500cm迄と幅広い重量や製品サイズに対応可能。
  • 海上、陸上輸送におけるクレーンやフォーク荷役等の衝撃から製品の破損がおきないようにしっかりとした梱包が可能。
  • 雨、ホコリなど外的要因によるダメージ(防水、防湿を必要とする梱包品)から製品を保護し、盗難防止の効果もある。
  • 加工がし易く、短納期対応が可能。
  • 船積みなどで段積みが可能。

デメリット

  • 開梱に手間がかかる。

透かし木箱

メリット

  • 梱包品の局部保護が必要な場合や、防水を必要としない場合に適用。
  • 船積みなどで段積みが可能。
  • 密閉木箱と同じく大型製品にも対応可能。
  • 加工がし易く、短納期対応が可能。

デメリット

  • 製品が見えているため、物によっては盗難などの恐れあり。

強化段ボール

メリット

  • 普通の段ボールより硬い原紙の複層構造(2層・3層)になっており、軽量で加工がしやすく木箱梱包に比べ、輸送コストや梱包コストが削減され、リサイクルも出来るので環境にも優しい。
  • 輸出の際に薫蒸、防虫処理が不要。
  • 素材が軽いため航空貨物の梱包に適している。

デメリット

  • 木箱の場合、内部での製品の振れ止めがし易いが、段ボールでは困難。
  • 扱い製品の重量にも限界がある。
  • 湿気に弱い。

SKID

メリット

  • ゲタを付けるだけなので梱包材の削減ができ、コストも抑えられる。

デメリット

  • 荷扱いで製品がダメージを受ける恐れがあり。
  • 荷扱いが限られる。
  • SKIDと製品との固定がし難い。

パレット

メリット

  • 段ボール包装、小型包装貨物などの集合包装に適用。
  • 製品が見えるので製品の確認、在庫管理が容易。
  • 運搬がしやすい。
  • コストが安い。
  • バンニングしやすい。
  • 梱包が容易。

デメリット

  • 製品がみえるため盗難の恐れがある。
  • 雨やほこりで製品が汚れる。
  • 荷扱いで製品がダメージを受ける恐れがあり。

スチールボックス

メリット

  • 木材より強度が高く梱包容量の削減が可能。
  • 材料の熱処理が不要なことから燻蒸処理指定国向けの梱包に適している。
  • ボルト締結のため、組み立て、開梱時間も短縮できる。
  • リサイクルが容易。
  • 木箱では不可能な重量物にも対応可能。

デメリット

  • 木箱に比べ製函に時間が掛かる。
  • 製品の固定が木箱ほど融通が利かない。
  • 水分の付着で錆が発生する。
  • 梱包費用がかかる。